『交通事故後の半月板損傷について』〜茅ヶ崎市でおすすめの整骨院が解説
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膝の怪我と痛み
交通事故後の半月板損傷について
➀半月板損傷とは?
半月板損傷はスポーツや交通事故等で膝を捻った状態で転倒したり、膝関節に荷重がかかった状態で過度な捻りがかかった場合、加齢による半月板の変性により軽微な外力で損傷する等、様々なケース、年代で発生する膝の代表的な障害です。
特にスポーツの現場では障害が発生する事が多く、バスケットボール、バレーボール、サッカー、野球、テニス、スキー等のスポーツで発生頻度が高くみられ、ターン動作やジャンプの着地時、ストップ動作時にて発生し易くなります。また半月板単独の損傷ではなく、前十字靭帯損傷や内側側副靭帯損傷に合併して発生する事もあります。
半月板は膝の中にあり、大腿骨と脛骨の間に存在する組織です。内側と外側にそれぞれあり、内側の半月板はC字、外側の半月板はO字の形をしていて、稀に円盤状半月という円盤状の物も存在します。
半月板は関節の滑らかな動きを助ける重要な役割を果たしており、具体的には衝撃の吸収、加重伝達・分散、関節の安定性の補助、関節の潤滑補助等になります。
半月板は周辺部までにしか血行が無く(全体の25%程度)損傷した場合、組織の修復に時間を要したり損傷した場所によっては修復困難となる場合があります。
半月板損傷は内側半月板損傷と外側半月板損傷があります。半月板損傷は問診と徒手検査によりその多くは鑑別が可能です。レントゲンでは半月板は写らない為、正確な診断にはMRI検査が必要です。
半月板が損傷すると、痛みや引っ掛かり感、ロッキングという状態を引き起こす事があります。
半月板損傷は様々な損傷の種類があり、また損傷のレベルも様々に分かれています。
MRI検査や徒手検査において損傷の状態を判断し、日常生活~スポーツまでの復帰レベルに応じて治療方針を決定していきます。
➁半月板損傷の症状とお悩み
☐ 膝の痛み
☐ 膝の内側、外側の痛み
☐ 膝の曲げ伸ばしで痛みが出る
☐ 膝の曲げ伸ばしで引っ掛かりが起きる
☐ 膝を完全に伸ばす事が出来ない
☐ 膝に水が溜まる
☐ 膝が腫れる
☐ 膝の水が抜けない、腫れが取れない
☐ 階段の昇り降りで痛みが出る
☐ 屈伸動作で痛みが出る
☐ 痛みの為、しゃがみ込む事が出来ない
☐ マッサージやストレッチをしても痛みが改善しない
☐ テーピングやサポーターを行っても膝の痛みが改善しない
☐ どの様なリハビリを行えばいいのか分からない
☐ スポーツに復帰したが、全力でプレーが出来ない
☐ 全力でプレーをするのが怖い
➂半月板損傷の原因
半月板損傷のその多くはスポーツによる急激な外力により発生する事が殆どです。
選手との接触や急激な切り返し動作の時に発生するものに関しては、直接的な力や自分自身の許容量を超えてしまう力が働く為に半月板損傷が発生してしまいますが、ジャンプからの着地や普段行うレベルでの切り返し、ストップ動作時に発生する場合は少し違います。
軽度~中強度のスポーツで半月板を損傷する場合では、その多くに身体の機能的問題が関係してきます。身体の安定性、可動性、連動性が不十分である為に怪我を誘発し易い状態となり、結果として半月板損傷が発生します。
代表的な機能的問題としては
☐ 膝関節部のknee-in
☐ 股関節部の外方への動揺性
☐ 足関節部の可動性不足
☐ 大腿部の筋力不足
☐ 臀部の筋力不足
☐ 体幹部の筋力不足
☐ 肩甲帯部の可動性不足
等があげられます。ケガをする以前より機能的問題の改善を行い、半月板損傷のリスクを減らす事が重要となります。
➃半月板損傷の当院の対応方法
半月板損傷の治療は大きく保存療法と手術療法の2つに分ける事が出来ます。
【一般的な保存療法】
第一に安静にし、徒手検査とMRI検査にて症状の正確な診断を行います。半月板損傷の多くは保存的治療で症状の改善が可能です。
消炎鎮痛剤や内服剤の処方、ヒアルロン酸注射、膝に水が大量に溜まった場合は針を刺して内容物を抜いたりします。サポーターの処方、痛みの軽減と共に運動療法を行う場合が多くみられます。
スポーツシーンではインソール(足底版)やサポーター、テーピングによる患部の負担軽減を行います。
【手術療法】
内視鏡にて半月板の部分切除術、縫合術などの手術を行います。
【当院の解決方法】
手術療法を行うケースも多く存在しますが、半月板には膝関節にかかるストレスを軽減、分散させる重要な役割がある為、出来る限り温存する(残す)事が重要となります。手術療法はあくまでも最終手段です。
また半月板損傷は症状の改善にも時間がかかり易く、その為スポーツへの完全復帰までの時間も必然と長期化してしまう事が多くみられます。
その為当院では主に2つの目標を立てて施術を行っていきます。
1つ目は可能な限りの早期復帰を目指す事。そしてもう1つはスポーツ復帰後、または日常生活においての再発予防を目標とする事です。
外的な要因を解決していく事は重要ですが、身体の機能的な要因の改善を行う事はそれ以上に重要と考えています。残っている半月板機能を最大限活かす事が出来る様に、そして膝関節に過度な負担を掛けない様にする為に、施術と並行し身体の機能的要因の改善を行います。スポーツ復帰後は障害発生以前と同様、またはそれ以上のパフォーマンスを発揮出来る事を目的としたリハビリやトレーニングを積極的に行っていきます。
総合的な改善期間や予算などのニーズを把握し、患者さんと共に最適な施術プランの作成をしていきます。
1:問診
2:徒手検査、整形外科的テスト法に基づく検査(病態検査)
3:身体の状態評価、身体機能評価
4:生活習慣の確認、食事の調査とアドバイス
5:説明とプラン作成、質疑応答
6:施術
高周波治療器(鎮痛、消炎、腫れの軽減を目的)
MCR機器(鎮痛、消炎、腫れの軽減を目的)
RICE処置(鎮痛、消炎、腫れの軽減を目的)
スポーツ整体(保険診療の場合は軽擦法など)
固定(テーピング、サポーター、仕事や生活環境、状態により処方)
インソール作成(身体の機能的改善を目的に作成を行う場合有)
運動療法(身体の機能改善を目的)
7:質疑応答
8:ラインでのアフターフォロー
著者
Writer
家族構成:妻と息子2人の4人家族
保有資格:柔道整復師・健康運動実践指導者・社会福祉主事・柔道整復師臨床実習施設指導者・日本柔整外傷協会所属・ハワイ大学人体解剖実習プログラム受講(3回)
今後の目標:世界各地を見て回り、文化に触れること
コメント:座右の銘は「時間と命は有限である。だから今何をするのか?」です。
限りある時間をどのように過ごしていくのかを大切にしています。健康で楽しい生活を送るお手伝いをします。
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