交通事故治療の豆知識【交通事故後の怪我・ムチウチ症・むちうちで首が痛い時の日常生活の方法】〜茅ヶ崎市でおすすめの整骨院・接骨院が解説

交通事故治療の豆知識【交通事故後の怪我・ムチウチ症・むちうちで首が痛い時の日常生活の方法】

○交通事故後のムチウチ症・むちうちはどのような症状なのか？

交通事故によるムチウチ症・むちうちは、首に強い衝撃が伝わることで「首が鞭のように前後にしなる力が加わる」ことからその名前が付きました。

「むちうち・ムチウチ症」は通称で、実際に医師の診断を受けると外傷性頚部症候群・頚椎捻挫・頚部挫傷という診断名になります。

他にも、腰部挫傷・腰椎捻挫・背部挫傷・肩関節部挫傷・半月板損傷・手関節捻挫という診断を受ける方も多く見られます。

原因は、スポーツによる選手同士の衝突によるものや、転倒により首に衝撃を受けるなどもありますが、最も代表的な原因は車同士・車と自転車などの交通事故で起きるものが多く見られます。

交通事故は、側方、後方からの追突で首や背中に強い力が加わることにより、首の関節や筋肉・靭帯が損傷し、むちうち・ムチウチ症になります。

ムチウチ症・むちうち・頚椎捻挫は以下のような症状が多く見られます。

・首・背中・腕・肩の痛みなど

・頭痛・耳鳴り・めまい・吐き気など

・身体のだるさ・力が入りにくいなど

特に「首」の痛みを訴える人は、ムチウチ症・むちうちの中で最も多く、痛み方もあります。

例えば、首を動かすことで痛みが出る運動痛や、首を押すと痛い圧痛。何もしていないのに首が痛い安静時痛はムチウチ症・むちうちの代表的な症状です。

安静時痛が出ることで深刻なのが睡眠の影響。

ムチウチ症・むちうちによる体の痛みで、なかなか寝ることができない。

寝付いても痛みで目が覚めてしまうこともあり、睡眠の悩みを持たれている人が多くいます。

睡眠が少ないと、むち打ち症の炎症が修復されないことや、疲労が取れず不安を感じてしまい、負のサイクルに陥り症状が長期化したり、悪化することがあります。

そこで、ムチウチ症・むちうちによる首の痛みで寝付けない人のために生活に必要な注意点として、寝方のポイントをお伝え

します。

○交通事故後のムチウチ症・むちうちで首が痛い時に自宅で寝る方法

交通事故後の怪我のムチウチ症・むちうちによる首の痛みで寝付けない時は寝方を少し変えてみることですっきり寝付きが良くなるケースがあります。

・仰向けで寝ると痛みを感じる時

仰向けで寝ていて首に痛みを感じる時は枕の高さを調整します。

枕の高さは、タオルを重ねて数ミリ単位で調整を行う。

以下のチェックポイントで、枕の高さが自分に合っているか確認できます。

・仰向けで寝て首を左右に倒した時に痛みがあるか？

・枕、床から首が浮いている部分があるか？隙間はどのくらいか？

・呼吸がスムーズにできるか？

・横向きで寝ると痛みを感じる時

横向きで寝ていて首へ痛みを感じる時も、バスタオルで枕の高さを調整します。

枕の高さの目安は、横向きで寝たときに背筋と首筋のラインが一直線になる高さです。

背筋と首筋のラインが一直線になる高さが首周りの関節や筋肉・軟部組織に負担をかけにくい姿勢です。

背筋と首筋のラインが一直線にならないと、首周りの関節や筋肉・軟部組織が伸ばされたり捻じれたりと、ストレスがかかり首に痛みを感じます。

特に、交通事故後のムチウチ症・むちうちのように首にダメージを負った状態で、悪い寝方をしてしまえば傷口に塩を塗ってしまう状態になり悪化する恐れがあります。

横向きの寝姿勢をチェックする方法は、ご家族の方に確認して貰うか、鏡などでご自身で確認してみましょう。

○睡眠は眠りにつきやすい環境づくりも大切です

軽い痛みであれば、眠りにつきやすい環境を作ることで睡眠欲が優先されスムーズに寝付けます。

ポイントは以下のとおり。

・就寝時間から約1時間前の入浴がおすすめです(10～15分程度・39～40℃程度のぬるま湯)

・朝は日光を浴びて、夜はなるべく電気を消して就寝する。スマホは控える。

・朝、または夕方にウォーキングなどの運動を無理のない範囲で行う。

この3つをしっかり実践すると質の高い睡眠になります。睡眠の質が高まると、交通事故によるムチウチ症・むちうちの修復を早め、睡眠中に痛みで目が覚める、痛みで寝付けないなどの辛い症状から助けてくれます。

○交通事故後のムチウチ症・むちうちの首に負担のかかる寝方を解説。

交通事故後のムチウチ症・むちうちによる首の痛みで寝付けない時は、首に負担がかかる寝方をしているケースがあります。

・うつ伏せで寝ている

うつ伏せで寝ると、必ず首がどちらかに捻じれるので、首の関節や筋肉・靭帯に負担がかかります。

ムチウチ症、むちうちの首の痛みがあるときは当然ですが、肩こり、手の痺れがある方は普段の寝姿勢としてもうつ伏せで眠ることはおすすめできません。

・腕枕(横向きの時自分で行う場合)

横向きで寝ると腕枕をするので頭の位置が変わり、理想の横向き寝の姿勢を崩してしまう可能性があります。肩への負担や、脇の下にある神経を圧迫してし、肩や首の痛みや痺れの原因や悪化する恐れがあります。

・柔らか過ぎるマットレスを使用している

柔らかく身体を包み込んでくれるマットレスは、一見寝心地も良く質の高い睡眠がとれそうだと感じますが、柔らか過ぎるがゆえに寝る時の姿勢が崩れやすいです。

もし、身体が沈み込むくらいの柔らかいマットレスを使用しているようでしたら、高反発系マットレスへの交換がおすすめです。高反発と体が沈まないマットレスです。

○眠れないほどの首の痛みは総合病院・市民病院・整形外科クリニックを受診

ムチウチの痛み、むち打ち症の痛み、頚椎捻挫の痛み、首の痛みが強い場合の応急処置は以下の方法をお試しください。

・鎮痛剤服用

・湿布

・アイシング(氷水が良い)

鎮痛剤は効果・即効性が高いため重宝される方法ですが、医師の処方通りに使用しましょう。

上記の方法を試しても眠れないほどの痛みが続く時は、お近くの医療機関(病院・総合病院・市民病院)へ相談しましょう。

○むち打ち症・頚椎捻挫・むちうちの主な治療方法や施術について

むち打ち症・頚椎捻挫・むちうちの治療は「医療機関(病院・整形外科)」「整骨院・接骨院」で受けることができます。

・薬物療法について

内服薬や注射など、薬を用いてむち打ち症・交通事故の怪我・頚椎捻挫・むちうちの症状改善する方法。

薬物療法は医療機関で受けることができます。

・物理療法について

物理療法は電気療法です。電気療法は、筋肉や軟部組織に電気刺激を与えることで、痛みを抑える効果や血流促進効果などを目指しています。

その他にも以下のような物理療法があります。

・温熱療法(ホットパック・遠赤外線など)について
効果：リラクゼーション効果・血流促進効果など

・牽引療法について
効果：神経の圧迫を取り除く・血行促進効果など

・超音波療法について
効果：筋肉や軟部組織の深い部分への血流促進効果など

・徒手療法について

動きが悪くなっている関節や筋肉を動かしたり、硬くなっている筋肉をほぐしたりと、実際に施術者の手により施術を行うことを徒手療法と言われます。

物理療法と同様で施設ごとにどのような内容の徒手療法が行われるかは異なるので確認をしましょう。

なかには物理療法をメインとし、徒手療法は行わない施設があります。

むち打ち症・頚椎捻挫・むちうちのリハビリを受ける時に、どこの施設に通うか？は患者さま自身に選択権があります。ご自身が納得できる治療・施術をしてくれる施設探すことが大切です。

○むち打ち症・頚椎捻挫・むちうちの時の寝方は仰向けがおすすめです

頚椎捻挫・むち打ち症・むちうちの時は「仰向け」で寝ることがおすすめ。

首が痛い時は枕の高さをバスタオルなど用いて調整し、首の痛みを感じにくい高さを見つけることが大切です。

また、むち打ち症・頚椎捻挫・むちうちの症状が少しでもある時総合病院・整形外科クリニック・市民病院または整骨院・接骨院で適切な治療・施術を受けることが大切になります。

症状が軽いからと、むちうちを放っておくことで数ヶ月～数年後に急な首の痛みが出現することも珍しいことではありません。

まずはお近くの医療機関や「整骨院」に相談してみることをおすすめします。

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