交通事故治療の豆知識（交通事故の後遺症の種類について）〜茅ヶ崎市で人気の整骨院・接骨院が解説

交通事故の後遺症の種類について

交通事故での後遺障害と認定されるには、レントゲンやMRIなどの画像で異常所見で証明されます。
画像がない場合、通院状況・治療内容により医学的に推定できる場合において、等級が認められる場合もあります。

以下は、後遺障害と認定される主な傷病となります。

頸椎捻挫（けいついねんざ）

一般的に「むち打ち症」と呼ばれます。病院では、「頸椎捻挫」「頚椎挫傷」「外傷性頚椎症候群」と診断されます。
むち打ち症で後遺障害等級の認定は難しいのですが、これは自覚症状が説明しにくいことが原因です。医学的な推定で可能な場合もあります。

肩関節痛（かたかんせつつう）

肩打撲・肩挫傷・肩鍵盤断裂・イビンジメント症候群・肩関節周囲炎などです。

肩関節機能障害（かたかんせつきのうしょうがい）

後遺障害の認定は、解剖学的にカタチに変化がわかる（器質的）損傷が基準です。

足首の捻挫（ねんざ）・靭帯損傷（じんたいそんしょう）

１ヶ月以上のギブス固定や手術などでは、後遺症が残る場合があります。

胸椎（きょうつい）ヘルニア

胸椎のMER検査を行わないなど、見逃されるケースがありますが、手足のシビレなどの症状が出る場合があります。

腰椎間板（ようついかんばん）ヘルニア

自覚症状の証明と、画像所見と神経学所見が証明できると等級が認定されます。

末梢神経損傷（まっしょうしんけいそんしょう）

事故による外力による末梢神経の損傷で、生理学的電気検査の結果により証明が可能となります。

腰椎（ようつい）・胸椎圧迫骨折（きょうついあっぱくこっせつ）

骨折部位が固まった状態（癒合）が認定の基準となります。

鎖骨骨折（さこつこっせつ）

鎖骨骨折では、ギブス固定か手術かという治療法でなく、リハビリの必要性が認定基準です。

低髄液圧症候群（ていずいえきあつしょうこうぐん）／脳脊髄液減少症（のうせきずいえきげんしょうしょう）

頸椎捻挫の中でも、「ひどい頭痛」など重篤な症状を引き起こし、後遺症を伴う難病。

適正な認定を受けられるためには、交通事故に詳しい弁護士や行政書士などの専門家に相談が必要になります。

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