『はだしと学習能力の関係』

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お役立ち情報

『はだしと学習能力の関係について』

 

 

 

はだしと学習能力の関係について(その1)

 

運動神経と裸足には大きな関係があると以前お伝えしましたが、運動神経だけではなく学習能力と裸足にも大きな関係があります。

 

その理由は裸足で過ごす事で『五感を刺激』『脳』に多くの刺激を入れる事が出来るからです。

 

 

スキャモンの発達曲線によると、子供の神経系の成長3歳までに70%6歳までに90%が完了すると言われています。この神経系の成長に必要なものが『五感を刺激』という事になります。

 

 

 

 

五感を刺激しやすい箇所としては、『手・足・唇・耳・目』です。これらは温度・圧力・痛みなどの様々な刺激をダイレクトに受ける機会が多く、また使う頻度も高いため絶えず脳を活性化させます。その中でも一番面積が大きいのが『足』。裸足で過ごす事で多種多様な刺激を入れて脳の活性化をより図ります。

 

 

脳が活性化される事に加えて神経系が急激に成長する3~6歳。この時期に受けた刺激は『反射神経、巧緻性、記憶力、危険回避能力』などの向上に繋がります。記憶力=学習能力巧緻性も学習能力に大きく関係するため、裸足と学習能力に関係があります。

 

 

 

 

はだしと学習能力の関係性(その2)

 

2つ目は『ワーキングメモリが強化される』可能性があるという事です。

 

 

ワーキングメモリとは、目の前で何かを行っている時に、脳内で行き交う言葉・イメージ・記憶・感情・感覚などを瞬間的に保持し、出し入れする働きです。簡単に言えば『脳のメモ帳機能』という事ですね。最近では小学校でも伝えられているみたいです。

 

 

 

 

 

 

ワーキングメモリは日常的に使われます。会話では相手の言葉を頭に留め、記憶を活用しながら返答します。読書では前のページの内容を頭に留め、次のページを読み進めます。算数では書いてある数字を頭に留め、脳内で数式を使い計算します。まさに脳のメモ帳。

 

 

つまり、日常、仕事、勉強など生活のあらゆる時にかかせない機能がワーキングメモリということです。

 

 

ワーキングメモリと裸足の関係は、裸足で動く事で地面からの情報(データ)をより多く保持・処理する必要性が出て来るため、無意識にワーキングメモリが鍛えられる事に繋がります。乳幼児期に効果が分かる事は少ないですが、成長した時にワーキングメモリが自然と強化されている事で、学習能力が向上しやすい状態になることが大切。

 

 

 

 

 

はだしと学習能力との関係性(その3)

 

3つ目は『気持ちいい』という感覚を得る事です。これは感情的な面も含まれるのですが、流れを追って説明します。

 

 

足裏が床に触れると子供は気持ちいいと感じます。

→そうすると脳内にβエンドルフィンという物質が分泌。

→それにより快感神経とも言われるA10神経という神経が活性化。(A10神経は脳の海馬、側頭葉、前頭葉に分布)

→海馬の記憶力がアップ。側頭葉で記憶を思い出す力がアップ。前頭葉の思考力がアップ。につながる。

 

 

 

 

まとめますと、足裏で感じた気持ちいいという感覚脳に良い影響を及ぼし、記憶力や思考力に関係しているという事です。

 

 

 

 

 

 

はだしに悪い事は無い

 

ここまで数回にわたって裸足に関する事をお伝えしてきましたが、結論として裸足で過ごす、動く事に悪い事はありません。勿論何かを踏んでケガをしてしまう危険性はありますが、場所を考えればそれは大きなデメリットと呼ぶ程ではありません。

 

 

そもそも子供は裸足が大好きで、靴下を脱ぎたがる子も多いかと思います。その理由として子供は体温調節機能が未熟という事があげられます。

 

手足を解放する事で熱を発散し体温の調節を行っているため、裸足でいる事が子供にとっては快適です。

 

 

 

足を自由に動かせるという事は子供にとってリラックスし、ストレスも解消されます。それにより自律神経も安定するので、自律神経の成長も促されやすくなります。また自律神経が安定するという事は体温調節機能も正常に働く事に繋がり、身体の免疫力も向上風邪をひきにくくなる身体の強い子供に成長してくれるのではないかと考えられます。

 

 

 

 

はだしと学習能力の関係のまとめ

 

・裸足と学習能力は関係している。

・裸足で動く事で脳が活性化。

・裸足で動く事でβエンドルフィン、快感神経が分泌。

・記憶力に関係する。

・はだしで動く事で感情面も穏やかになる。

・自律神経も安定。

・結論として裸足に悪い事は無いので積極的に。

著者 Writer

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院長:原 文四郎(はら ぶんしろう)
出身地:静岡県伊豆の国市生まれ
家族構成:妻と息子2人の4人家族
保有資格:柔道整復師・健康運動実践指導者・社会福祉主事・柔道整復師臨床実習施設指導者・日本柔整外傷協会所属・ハワイ大学人体解剖実習プログラム受講(3回)
今後の目標:世界各地を見て回り、文化に触れること
コメント:座右の銘は「時間と命は有限である。だから今何をするのか?」です。
限りある時間をどのように過ごしていくのかを大切にしています。健康で楽しい生活を送るお手伝いをします。
 

当院のご紹介 About us

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住所〒253-0043 神奈川県茅ヶ崎市元町9-27元町ハウス102号室
最寄:茅ヶ崎駅 北口 徒歩4分
駐車場:駐輪場あり 茅ヶ崎駅周辺コインパーキング、近隣コインパーキングをご利用ください。
                                 
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