【不眠症の原因と効果的な対応】

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不眠症の原因と効果的な対応

 

調査によると、全国民の約20%が不眠を訴えています。3~5%の人が睡眠薬を飲んでいます。みなさんの中にも、みなさんの周りにも一人や二人は聞いたことがあると思います。

後でも述べるように不眠は、さまざまな病気が関係していることや原因が含まれています。「睡眠障害」と呼ばれるものは他にもありますが、ここでもっともなじみのある、不眠症について解説していきます。

資料1 日本の不眠症の人数

 

 

資料2 睡眠薬の使用率

不眠症?のポイント

 

「1度も不眠に悩んだことがない」方もいらっしゃるかもしれません。大なり小なり、さまざまな心配事が身の回りで起きるのが普通で、 「1日や2日ぐらい眠れないことがあって当然」という意見も。

 

睡眠時間が短ければ不眠症と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、医師の意見では、睡眠時間の短さは診断上、必須ではありません。睡眠時間には「平均値」はあっても「正常値」はないからです。6時間で十分な人もいれば、9時間寝ないとすっきりしないという人もいますのでバラバラなのが現状。

 

日本人の平均睡眠時間は7時間42分(社会生活基本調査2006年)。しかも睡眠時間は季節や年齢でも違います。

 

現在の診断基準は、「本人が睡眠について悩み」かつ「本来なら寝られる環境なのに寝られない」ため、倦怠感や集中力が低下するなど、実際に日中の生活に差し支えがあれば不眠症と診断されます。

 

翌日に心配になるような大きなできごとが待っていて眠れないのも不眠症となりますし、何日も眠れない状態が続くのも不眠症となります。

 

 

不眠症のポイント(睡眠障害国際分類第2版抜粋)

A 睡眠の質や維持について訴えがある。
B 訴えは適切な睡眠環境下において生じている。
C 以下の日中の機能障害が一つでもある場合。

 (1)倦怠感あるいは不定愁訴(検査をしても異常がないが、体調不良がある)
 (2)集中力、注意、記憶力に問題がある
 (3)社会的機能の障害
 (4)気分がよくない。あるいは焦った感じがする。
 (5)日中の眠気がある
 (6)やる気が起きない
 (7)仕事中、運転中のミスや事故の危険を感じる
 (8)睡眠不足のため緊張、頭痛、胃腸に症状がある
 (9)睡眠に関する不安がある

不眠症の原因

 

診断は医師が診断。不眠で悩んでいる人が医療機関を受診すれば不眠蕫症﨟となることが多い。

 

不眠症の原因は、主に5つ。身体の病気、仕事の都合などで生活リズムが崩れる、精神的なストレス、うつ病など心の病にともなう、薬(精神科の薬に限りません)が原因の不眠症です。

 

身体の病気が原因だと疑われれば、身体の検査と施術が必要。生活リズムの乱れが原因なら、生活リズムを見直す。うつ病など が原因であれば、自律神経の調節が必要。服用中の薬の副作用が原因であれば、その薬を減らせるか調節します。

 

不眠の原因

身体的疾患に伴う

中枢神経疾患、循環器疾患、呼吸器疾患、神経障害

生理学的不眠

時差ボケ、交代勤務、短期間の入院など

心理学的不眠

精神的ストレス、喪失体験、恐怖体験など

精神疾患に伴うもの

うつ病、統合失調症など

薬理学的不眠

アルコール、向精神薬、降圧薬、インターフェロンなど

不眠症と間違えやすい障害

過眠症 日中の耐えがたい眠気、居眠り

睡眠呼吸障害 睡眠に関連した呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群)

むずむず脚症候群 就床時に下肢に不快な異常感覚が生じ、動かさないといられない

周期性四肢運動障害 寝入りばなにふくらはぎや足先がびくつく

概日リズム睡眠障害 睡眠と覚醒のリズムが外の時間と同調できな くなったもの(睡眠相後退症候群など)

不眠症の対処方法

 

睡眠障害対処12の指針
   (内山真編:睡眠障害の対応と治療ガイドラインより)

(1)睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分
(2)刺激物を避け、寝る前には自分なりのリラックス法を
(3)眠たくなってから床に就く、就床時刻にこだわりすぎない
(4)同じ時刻に毎日起床
(5)光の利用でよい睡眠
(6)規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣
(7)昼寝をするなら、15時までの2030
(8)眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに
(9)睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止や足のびくつき・むずむず感は要注意
(10)十分眠っても日中の眠気が強いときは専門医に
(11)睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと
(12)睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全

それでも改善しない場合は医師に相談し重篤な病気が無いか確認し、ご来院ください。

 

 

当院の不眠症の対処方法

 

睡眠は脳が司ります。脳への睡眠環境を整えてあげることが大切です。

 

①自律神経の調節

脳波を作る、ストレスに対応、内臓を動かす。循環や呼吸も司る。

②内臓調節

内臓疲労の緩和

③脳波の調節

睡眠脳波の促進。

④脊柱への整体

体の先端部分からの神経の牽引を調節

脊柱の神経の流れを調節

⑤生活習慣の見直し

運動と睡眠環境

情報整理

 

⑥栄養状態の見直し

食事の見直し

リラックスして必要な食事をして体が栄養や信号を受け取れる状態にしてあげることで問題解決への糸口となります。

 

 

まとめ

もし、投薬やカウンセリングなどで長期間お悩みのようでしたら体の調節も行うと効果的です。きっと体は反応してくれるはずです。

著者 Writer

著者画像
院長:原 文四郎(はら ぶんしろう)
出身地:静岡県伊豆の国市生まれ
家族構成:妻と息子2人の4人家族
保有資格:柔道整復師・健康運動実践指導者・社会福祉主事・柔道整復師臨床実習施設指導者・日本柔整外傷協会所属・ハワイ大学人体解剖実習プログラム受講(3回)
今後の目標:世界各地を見て回り、文化に触れること
コメント:座右の銘は「時間と命は有限である。だから今何をするのか?」です。
限りある時間をどのように過ごしていくのかを大切にしています。健康で楽しい生活を送るお手伝いをします。
 

当院のご紹介 About us

院名:チガサキ整骨院
住所〒253-0043 神奈川県茅ヶ崎市元町9-27元町ハウス102号室
最寄:茅ヶ崎駅 北口 徒歩4分
駐車場:駐輪場あり 茅ヶ崎駅周辺コインパーキング、近隣コインパーキングをご利用ください。
                                 
受付時間
10:00〜
13:00
10:00~
15:00
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15:00〜
20:00
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定休日:日曜、祝祭日、水曜日 予約制(直前の予約も可能) 時間外は要相談・要予約

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